先生こそNISAをすべき～一般NISAとつみたてNISA～

NISA

NISAをざっくり表現すると、得られた利益に税金がかからない制度のことです

そんな素敵な制度のNISAですが、日本に住む20歳以上の方が対象で、投資目的などに合わせて、
「一般NISA」か「つみたてNISA」を選べます

一般NISAとつみたてNISAの違い

	一般NISA	つみたてNISA
対象者	日本に住んでいて口座開設する年の1月1日現在で満20歳以上	日本に住んでいて口座開設する年の1月1日現在で満20歳以上
投資方法	スポット購入・積立方式	積立方式
年間投資上限額	120万円	40万円
非課税となる期間	最長5年	最長20年
対象商品	国内株式・外国株式・投資信託	国が定めた基準を満たした投資信託
非課税対象	対象商品にかかる 配当金・分配金、売却益	対象商品にかかる 配当金・分配金、売却益
口座開設期間	2023年開始分まで	2042年開始分まで
金融機関変更	各年ごとに変更可能	各年ごとに変更可能

• 一般NISA：120万円　×　5年　＝　600万円
• つみたてNISA：40万円　×　20年　＝　800万円

最大投資可能額の観点なら、つみたてNISAの方が金額は大きいです

しかし、つみたてNISAは株式投資に利用できないため、短中期的に利益を求める人は一般NISAの方が効率良く運用できると思います

どっちがおすすめか

一般NISAとつみたてNISAのどっちを選択するかは、投資スタイルや資金力にもよりますが、先生たちは頻繁に取引をする時間も少ないと思うので、長期投資に向いているつみたてNISAをおススメします

一度設定したら、ほったらかしておくだけで資産が増えていきます

一日でも早くNISA口座の開設に着手すると良いと思います

投資信託ってなに？

投資信託（とうししんたく）とは、投資家から集めたお金を資金として、専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品です

投資信託は元本が保証されている金融商品ではありませんので、この点は銀行の預金などとは違います

金融商品と言われても、まだイメージしにくいと思いますが、投資信託とは言わばお弁当・・・・
専門家が目利きをして、投資信託という「器」に株式や債券などを入れる「詰め合わせ商品」です

たくさんの会社の株などが入った詰め合わせだとイメージしてください
たといば米国株式の投資信託には、米国の有名企業のアップルやアマゾンなどの株式が含まれているのです

また、投資信託は金額も100円からという少額でも投資（購入）できますし、日本円で購入できるので、投資初心者には投資信託の購入が向いていると言えます

初心者は何に投資すればいいのか

• emaxis slim全世界株式(オール・カントリー）
• emaxis slim米国株式（S&P500)　

投資する・・・これだけです

全世界か米国株式かは好み（的な差）の問題なので少しだけ自分で勉強してみることをおススメします
結局のところ大差ないという結論にたどり着きますが・・・

そうとは言い切れませんし、むしろ、１０年に1度くらいは暴落が起こります、いや必ず起こります

しかし、２０年間保有し続ければ元本割れが起きていることは歴史上ありません

経済は右肩上がりで成長していくので、長期運用すれば資産は増えていくはずなのです
ということで、貯金してお金を眠らせておくのではなく、家族の資産も運用することをおススメします