こんにちは、NISAやiDeCoだけでなく、FXでも資産運用しています
厳密に言うと、僕がやっているのは一度設定をして、ほったらかしておく自動売買なんだけど
今日は、そんなFXについて少し紹介してみようと思います
FX:外国為替(がいこくかわせ)
為替取引とは
為替(かわせ)とは、世界の通貨と通貨を交換することです
例) 米ドル ⇆ 日本円
為替取引で、お互いの通貨を交換するときの比率を為替レートと言い、交換したい2つの国の比較で決まります
為替レートは各国の政治や経済情勢など様々な要因で変動するので
1米ドル買うために80円必要な日(時期)もあれば、1米ドル買うために120円必要な日(時期)もあります
円高と円安
社会の先生ですら、苦手な人は苦手・・・円高と円安
1米ドル100から110円になったから円高・・・
1米ドル100円から80円になったから円安・・・
ではないのです
円高 | 円安 | |
---|---|---|
1米ドル=80円 | 1米ドル=100円 | 1米ドル=120円 |
1ドルを得るために 80円で済む | ⇔ | 1ドルを得るために 120円も必要になる |
円の価値が高いから 少ない日本円で済む | ⇔ | 円の価値が低いから より多くの日本円が必要 |
覚え方は・・・
※円高のことを「円がドルに対して強い」と表現することもあります
※円安のことを「円がドルに対して弱い」と表現することもあります
日本円の値が大きくなればなるほど、円安が進んでいるってことだね!!!
どのようにして利益を出すのか
買注文とは
売注文とは
100円で新規買を行い、110円で決済売をしました・・・その差額は+10円です
注文数量が1通貨(1ドル)なら +10円× 1通貨= +10円の利益
注文数量が1万通貨(1万ドル)なら +10円×1万通貨=+10万円の利益
100円で新規買を行い、90円で決済売をしました・・・その差額は-10円です
注文数量が1通貨(1ドル)なら -10円× 1通貨= -10円の損失
注文数量が1万通貨(1万ドル)なら -10円×1万通貨=-10万円の損失
売注文とは
100円で新規売を行い、90円で決済買をしました・・・その差額は+10円です
注文数量が1通貨(1ドル)なら +10円 × 1通貨 = +10円の利益
注文数量が1万通貨(1万ドル)なら +10円 × 1万通貨 = +10万円の利益
100円で新規売を行い、110円で決済買をしました・・・その差額は-10円です
注文数量が1通貨(1ドル)なら -10円 × 1通貨 = -10円の損失
注文数量が1万通貨(1万ドル)なら -10円 × 1万通貨 = -10万円の損失
レバレッジ
レバレッジとは「てこの原理」を意味します
小さい力で大きいものを動かそうとするときに使いますよね
1ドル=100円(100円/ドル)のときに、
1千ドル(1000ドル)注文するためにかかる日本円は・・・?
レバレッジ1倍(通常取引) | レバレッジ25倍 |
---|---|
1ドル=100円のときに、 1000ドル注文を入れる | 1ドル=100円のときに、 1000ドル注文を入れる |
100円/ドル × 1000ドル = 100000円 | 100円/ドル × 1000ドル ÷ 25 = 4000円 |
1000ドル注文するために、 (本来)100000円もかかる | 1000ドル注文ために、 (レバレッジ25倍なら)4000円で済む |
FXは取引の仕方(レバレッジのかけ方)によって、リスクが上がったり下がったりする機動的な金融商品になっているんだね!!!
必要証拠金
- FXなんて危ないからやめておけ
- FXなんてギャンブルだ
- FXに手を出すと資産を全て失うぞ
こんな言葉聞いたことありませんか?
こういうネガティブなイメージを持っている人は多いと思います
実際、僕もそう思ってました・・・
競馬・パチンコ・競艇などなど・・・賭け事には一切手を出しません
FXも賭け事だと思っていました・・・
でも、FXは賭け事でも、ギャンブルでもありませんでした
ちゃんと勉強すれば、利益を得られます
今日は、最後にもう一度、
1千ドル(1000ドル)注文するためにかかる日本円の計算ができるか
を確認して終わります
レバレッジ1倍(通常取引) | レバレッジ25倍 |
---|---|
1ドル=100円のときに、 1000ドル注文を入れる | 1ドル=100円のときに、 1000ドル注文を入れる |
100円/ドル × 1000ドル = 100000円 | 100円/ドル × 1000ドル ÷ 25 = 4000円 |
1000ドル注文するために、 (本来)100000円もかかる | 1000ドル注文ために、 (レバレッジ25倍なら)4000円で済む |
いつでもこの計算式で求めることができます
1000ドル注文するためには、レバレッジ1倍だと100000円必要です
1000ドル注文するためには、レバレッジ25倍だと4000円必要です
これらのように
(レバレッジ数に関わらず)取引するのに必要な資金を必要証拠金と呼びます
この必要証拠金の計算だけは自分でできるようにしておきましょう
復唱します 為替レート × 取引通貨量 ÷ レバレッジ数 です
4000円で取引できるなら、ちょっと挑戦してみようかな?ってなるでしょ!?
ちょっと待ってください・・・確かに、4000円でも取引できるけど・・・
4000円だけだとリスクが高まるから、次回のブログでは、リスク管理(ロスカット)について説明しますね