「ちゃんと掃除しろ」って言っていませんか? ~自主的に掃除する生徒を育てる~

学級経営
朔先生
朔先生

整理整頓は苦手なんですが、掃除自体は好きです

スッキリしますよね

ゴミ捨て3人の話

昔、ある先生から、こんな問題を出されました

ゴミが落ちています・・・

  • 落ちていたゴミをごみ箱へ捨てた、Aさん
  • ゴミに気付かず素通りした、Bさん
  • ゴミに気付いたけど、素通りしたCさん

朔先生・・・この中で、悪い人は誰だと思いますか?
      (みなさんも考えてみてください)

僕は・・・こう答えました

朔先生
朔先生

Cさんです

ゴミに気付いているのに、素通りするなんてダメだと思います!!!

皆さんは、すぐわかる問題だったでしょうか

悪い人

ゴミに気付かず素通りした、Bさん

ゴミを捨てなかったことは、大きな問題ではありません

ゴミの存在に気付けなかったということが大きな問題です

Cさんは、ゴミの存在に気付いた人です

素通りしてしまいましたが、

手が塞がっていたのかもしれません

めんどくさかったのかもしれません

自分が捨てる必要なんてないと思っているかもしれません

それでも

ゴミの存在に気付いているので、ゴミをごみ箱に捨てることができるかもしれません

ですが、

Bさんは、ゴミの存在に気付いていないので、ゴミをごみ箱に捨てることはできません

この状態では、改善の仕様がありません

さくらげ
さくらげ

何事においても、気付くということは大切だね!!!

先生がこの話を僕にしてくれたのは

きっと、甘ちゃんだった僕に対しての(今でもそうですが・・・)

もっと、周りを見なさい・・・」という指導だったのでしょう
(部活指導のときに、唐突にこの話をされたので・・・)

僕はこの【ゴミ捨て3人の話】を忘れることはないでしょう

早い時期に、この話をしてくださった先生に感謝しています

清掃指導

清掃の意義

学校全体で、清掃についてのガイダンスはあると思います

学校によっては、清掃リーダー会なるものがあって

上級生が下級生に掃除の仕方を教える

といった取り組みをしている所もありますよね

当然、担任も清掃指導をすると思いますので

(ガイダンスなどが終わったら)

僕は【ゴミ捨て3人の話】を生徒に考えさせてから、清掃に取り組ませるようにしています

  • 落ちていたゴミをごみ箱へ捨てた、Aさん
  • ゴミに気付かず素通りした、Bさん
  • ゴミに気付いたけど、素通りした、Cさん

みなさん・・・この中で、悪い人は誰だと思いますか?

中学校1年生だと、半分くらいは(僕と同じで・・・(笑)

「ゴミに気付いてるのに、捨てないなんて悪いやつだ!!!」

と声高々に、主張してくれますので

悪いのはBさんです

ゴミを捨てなかったことは、大きな問題ではありません

ゴミの存在に気付けなかったということが大きな問題です

(と私が、指導されたのと同じように話をしてあげると)

生徒は「ハッ!!!」となりますので、隙間ができたときは

先生の言葉を伝えるチャンスです

こんな感じで生徒には伝えます

朔先生
朔先生

まずは、「気付ける人」になりましょう。次に「気付いた人」は「行動に移す人」になりましょう。

みんなが、落ちているゴミに気付き、そっとごみ箱に捨ててくれたら、教室はいつもピカピカですね。きれいな教室を保ちましょう。

僕は、1年生を担当(教科指導も含め)するときには、どのクラスでもこの話をします
(あんまりでしゃばるな・・・ってなるかもしれませんが)

そして、休み時間には率先して掃除をしています

そうすると

一緒に掃除をしてくれる生徒が増えます

「先生、僕が代わります」

とか

「ここ、やっときますね」といった温かい生徒が増えてきます

朔先生
朔先生

清掃(掃除)とは、気付きを行動に移すことではないでしょうか

いろんなことに気付いて、周りを見る、思いやる

そんな心を育てる活動だと思います

「大人が掃除している、このままではマズイ、自分が動かなきゃ!!」って気付ける生徒を増やしていきたいなと考えています

そして、行動に移すことができた生徒には必ず

「ありがとねぇ、みんなのお陰できれいになるよ!!」って感謝の気持ちを伝えています

「ありがとう」はしっかりと伝える、ますます自主的に掃除してくれるはずです

楽しんで清掃する

問題を一緒に解いたり、雑談したり、そういう時間も好きですが、

休み時間に、自分の時間を費やしてまで、一緒に掃除をしてくれる生徒がいるということに

教員として嬉しさを感じます

朔先生
朔先生

黒板は、消すだけじゃなくて、きれいにしましょう。

きれいな黒板の方が、文字も見やすいですよね?

といった感じに、教室をきれいに保つことに関してのルールは徹底しています

ただし、

  • しゃべらず黙って掃除しろ!!!
  • 一切しゃべるな!!!

なんてことはしません

軍隊じゃないんですから・・・

ふざけてはダメですが、清掃が楽しいって良いことだと思います

きれいにすべきところを具体的に示してあげると生徒は自主的に掃除をします

  • 水あかが残らないようにふき取るは難しいですが、ぜひピカピカにしてください
  • 蜘蛛の巣を撃退してきてください
  • 下駄箱のくつのかかと1ミリもずれないように揃えてみてください

こんな感じでしょうか・・・

ちゃんと掃除しろ!!!」

という言葉で片付けないで、生徒が清掃に取り組めるような、声掛けをしていきたいものですね

僕は、掃除が好きな先生を演じています

心をきれいに

偉そうに書いてますが、僕も

配慮が足りてないかもしれません・・・

気付けてないかもしれません・・・

誰かを傷つけているかもしれません・・・

だからこそ、

  • 配慮は足りているか
  • すべきことは他にないか
  • 誰かを悲しませていないか

と、定期的に振り返るようにしています・・・

  • 先生が先生と衝突する
  • 先生による先生のいじめ

大人になってもこんなことがあるようです・・・

SNSなどでは、苦しい思いをしている先生がいるのが現実です

そんな簡単にうまくいかないよ・・・って思うかもしれませんが

気付き、気遣い、人を想う心を大切にすれば、衝突、争い、悲しい思いをする人は減るんじゃないかなって思います

気付ける人 = 築ける人 = 心の温かい人

そういう人が増えたら良いなと思って書きました

読んでくれてありがとうございました

この記事は朔先生が書きました
いつも眠そうにしている先生
朔先生

中学校の先生。妻と子供2人の4人家族。
仕事は早く切り上げて帰る人。週2・3回ボルダリングジムに通い、週末は岩場でロッククライミング。資産運用して平穏無事な生活。生徒から「人生2週目ですか?」とか「先生っぽくないですね」なんて誉め言葉をもらう程度には関係を築けているようです。

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