学級開き ~最初の出会いから生活まで~

学級経営
そのときの出逢いが
人生を根底から変えることがある
よき出逢いを
相田 みつを Mitsuo Aida
詩人 書家 1924〜1991
朔先生
朔先生

こんにちは、朔です

僕はこの詩が好きです

この記事で分かること
  • 出会いをどうするか
  • 学級開きをどうするか
  • 入学式・始業式からの数日間で決めること
  • 生徒との関わりで大切にしたいこと

特に、この春(四月)から先生になるという方に向けて、まとめてみました
参考にできる部分があれば幸いです

出会い

新入生を受け持つ場合

入学式当日はこんな流れになると思います

新入生の動き

新入生登校 ⇒ 昇降口付近でクラスを確認 ⇒ 教室へ ⇒ 先生と出会う

さぁ始まるぞと思いきや・・・教室で生徒と出会ってすぐに確認すべきことがあって

先生の動き

名前と顔の確認 ⇒ 入学式の所作の確認 ⇒ その他(服装・トイレ確認) ⇒ 入学式

こんな感じで進むはずです
「おはよう!(こんにちは!)名前を教えてください。ありがとう、○○さんですね、○○さんの席はこちらですよ」といった感じに、温かく迎えれば良いと思います

入学式が終わってやっと学級開き・・・

朔先生
朔先生

入学式前の教室待機時、自分の座席に座っていられない生徒や、服装が乱れている生徒がいるかもしれませんが、高圧的な指導はしません

淡々と、むしろ優しめに「時間になるので、一度自分の席に戻りましょうね。」「儀式になるので、服装を整えておくと良いですよ。」とそっと話しかけます

入学式が終り教室に戻って、学級開きになると思うのでそこで担任としての思いを伝えてください

上級生を受け持つ場合

上級生は勝手が分かっているので、昨年からいる先生の指示で大体動いてくれます

生徒の動き

登校 ⇒ 前年度の学級で入室 ⇒ 新任式・始業式 ⇒ 机・椅子の移動 ⇒ 新学級

生徒は机椅子を移動して、新学級で待機・・・
先生はその後、生徒と対面して、生活がスタート!!!になるのではないでしょうか

学級開き

さくらげ
さくらげ

先生として生徒の前に立つのはドキドキするよね・・・

先生ですから、溢れんばかりの情熱と思いがあるはずです

ですが、学級開きの際には、情報量は少なくしましょう

初日から、あれも、これもと要求するのではなくて、1年間を通して軸となることを伝えれば良いと思います
これからの生活の中で、共通理解を図り、良きは伸ばして、悪きは改善していけば良いのです

僕だったらこんな感じでしょうか・・・

朔先生
朔先生

朔先生からのお願いは2つあります。2つ、意識して生活してください。1つ目は、人に優しくあってください。自分も他人(ひと)も、大切にし優しくあろうといてください。優しくあろうと心掛けていれば、つらいときがあっても、きっと誰かが助けてくれます。

2つ目は、学校に来てください。僕は皆さんの学校生活が楽しく安全なものになるように、精一杯努力します。けれど、楽しいことばかりじゃなくて、悩む日やしんどい日が生まれてしまうかもしれません。それでも、できる限り休まないでほしいなって思っています。どうしても苦しいときは無理してはいけませんよ。

優しくあろうと生活して、毎日学校に来てくれれば、OKです
そこから、コツコツと優しく教えてあげればいいのです

大概のことは、大人の都合のためのルール・・・僕は、僕は、そう思ってます

最初の数日間で決めること

教科書・プリントの配布

新入生を受け持つ場合

  • 教科書は向きを揃えてセットしておく
  • プリントは一式まとめて封筒の中に入れてセットしておく

翌日に提出する調査票とかも入っているので、僕は配布物一覧票なるものを作っておきます
提出期限も載せておくとGOODです(学校で作ってくれる場合もあります)

上級生を受け持つ場合

宿題の提出があります
そのCHECK表を作っておくと良いでしょう
僕は、必ず提出物名簿なるものを作っていて、提出物を出したら○を付けるようにしています

各教科の宿題で提出したら○を付けてもらいます

提出した人が自分で○を付けてもいいですし、新しい学級の生徒に手伝ってもらって関係を築くのも良いでしょう

学級組織の決定

学級委員・委員会・教科委員(教科係)

4月は、役割を決める場面がたくさんあります
何かの役割を決めるということは、自分の意見が通る生徒もいれば、自分の意見が通らない生徒もいるということです

人との関わり方や自己決定が見える活動であり、教員としても学びが多い活動です
「では、決めてください(はい、先生が決めました)」で済ますのではなくて、疎外感を抱く生徒が出てしまわないよう支援・手立てを打つことが大事だと思います

僕は、事前にアンケートを行って、第3希望以内になるように調整しています

給食当番・清掃分担

学年ごとの人数のバラツキや、学年のスタイルににもよるので、一概にこうとは言い切れませんが、

誰がどの担当かを決め、掲示しておくと良いと思います

学校によってクラスに支給される白衣の数が決まっていたり、サイスが決まっていたりするところもあります・・・

学級目標

学級目標とは、学級が目指す姿を「形」として残し、目標に向かって行動できるように掲げておくものです

覚えやすいもの、分かりやすいものが良いと思います

すぐに決めることもできるかもしれませし、新学級で生活して、クラスの雰囲気が分かってきてから(4月後半ごろ)決めることもあります

いざっていうときに、集団で活動するときに、

「俺たちの学級目標は○○だったな・・・みんなで頑張ろうぜ!!!」

といった具合に思い出せるくらいの学級目標が理想でしょうか

朔先生
朔先生

僕のクラスは・・・

~サクっとまるっと挑戦しよう~

みたいな、ゴロで作ってくる生徒が多いです

そんなにカッチリ決めてないのが正直なところです
普段は、一人一人が自由に生活できれば良いと思っています

(そのうち学級目標についての記事も書きたいと思います)

その他細かなルール

教員を続けていれば、トラブルの芽が見えてくるようになります

当然、トラブルは起きてほしくないわけですから、未然に防ごうとするわけですよね

ただし、
「あれはダメ・・・」、「これもダメ・・・」
と縛り付けるようにルールを示してしまうと、生徒も窮屈になってしまします

ルールを示す際には、なぜそのようなルールがあり、誰を想って作られたものなのか
を示してあげると、生徒も納得してくれると思います

細かなルールの例
  1. カバンをしまうときは向きを揃え、肩ひもをロッカーに納める
  2. 水筒はロッカーにしまっておく
  3. 机の横にかけるものはできる限り短くしておく
  4. 生活日記の疑問文には返事を書く などなど・・・

今回はルールの意図までは書きませんでしたが、(ルールを設ける際には、その意図を考えてほしいです)

学級のルールがなぜ存在しているか、生徒に考えさせる、伝えることが大事だと思います

さくらげ
さくらげ

なんでもかんでもがんじがらめは、窮屈になっちゃうよ

大切にしたいこと

愛情より理解

どれだけの熱い思いを持っていたとしても、(世間一般的に)正しいとしても、生徒に理解されない(届かない)のであれば、意味を成しません

生徒は何を思い、どうしてほしいのか、これを理解するようにあれこれ努めるわけですね

朔先生
朔先生

偉そうに語りましたが

手が空いていたので、良かれと思ってAさんの仕事を助けてあげました

そうしたら、Bさんは「なんで私の時には助けてくれないのですか?」と、良かれと思って行動したことがマイナスに作用してしまったなんてこともありました・・・信頼を得るって難しいです


朝の挨拶

担任が意識して挨拶をしましょう
毎日、気持ちの良い一日になるよう、朝の出会いを大切にしたいものです
「月曜日ですね、1週間のスタートですね、頑張りましょう」なんて付け足しています

健康観察・提出物

一人一人に声掛けし、健康観察をしていると、

  • 元気そうだ、良し!!
  • 表情が暗いぞ、悲しいことがあったのかな!?

というように何か感じるようになります

提出物を全く提出していなかったり、ポイっと放り投げるように提出していたりすると、

  • イライラするようなことがあったのか??

と、いろいろ感じ取れるようになってきます

生徒の心を読み取る努力をして、今日の気になる生徒に、そっと声を掛けてあげると良いと思います

担任として、生徒の心の状態を把握しておきたいものです

係活動や掃除

係活動や掃除は、「ありがとう」を伝えることができる瞬間です

「あれしなさい。」「これやりなさい。」ではなくて、

先生こそ、率先して係活動や掃除をすると良いと思います

「僕の手だけでは足りないので、誰か手伝ってください。」、「誰か、一緒にここをきれいにしましょう。」などと声掛けすると、自然と「ありがとう」を伝えることができるようになります

そして、いっぱい褒めてあげてください

きっと協力的な生徒が増えていくはずです

丁寧な言葉遣い

丁寧な言葉遣いこれは、とても意識しています

僕は、男子も女子も関係なく、出久さん、勝己さん、凍さん、お茶子さんと言った感じに、さん付けで接しています

休み時間などには、少し砕けた感じになるときもありますが、基本的には

~です。
~だと思います。
~はどうですか。
~しましょう。 などなど
挙げたらきりがないですが、優しく丁寧になるように心掛けています

たまに、「え~~なんで~~?」とか「ハァ!?」みたいな言葉を使う先生がいますが、

正直幼いな・・・って思います

思うことは当然あるわけですが、丁寧な言葉遣いを心掛けたいものですね

(偉そうに、書いてますが、僕は書くこと苦手です、変な日本語、読みにくい日本語もありますよね・・・ゴメンナサイ)

教室美化

最後に伝えたいのは

教室をきれいに保ちましょうです

先生の机の上は、きれいにしておくと良いと思います

(僕は、机の上に何も置かない人間です)

(職員室も教室の机の上に、一切、何にも置きません)

ただし、その代わりに、掲示(特に背面)は、とびっきり明るくなるように作り上げます

机はピシッと格子状になるように整えます

ごみが落ちていたら、すぐ拾います

教室は、生徒が生活する場所です

教室が汚いと、心が荒れます

ストローや、ジャムの袋の切れ端などに敏感になってください

終わりに

朔先生
朔先生

ここまで読んでくれた方がいましたら、どうもありがとうございます


この記事を読んでいるとしたら、きっと、僕より若い人だと思うんです

もしも、読んでくれたとしたら、どうにかして学級を良いものにしたいと思って読んでくれたはずです

その思いがあれば大丈夫だと思います

うまくいくこともあれば、全然思い通りにならないこともあるでしょうが

それでも、思いがあれば、最後にはうまくいくと、届くと、思います

近くで、頼りになる先輩を探してください、きっといます

たくさん、挑戦して、失敗して、成長していってください

僕は、何度も失敗しました、怒られました(今も・・・)

僕も、負けないように、(見えないように)努力し続けたいと思います

よき出逢いを

この記事は朔先生が書きました
いつも眠そうにしている先生
朔先生

中学校の先生。妻と子供2人の4人家族。
仕事は早く切り上げて帰る人。週2・3回ボルダリングジムに通い、週末は岩場でロッククライミング。資産運用して平穏無事な生活。生徒から「人生2週目ですか?」とか「先生っぽくないですね」なんて誉め言葉をもらう程度には関係を築けているようです。

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