進級するときに伝えたいこと ~新しい先生・新しい仲間と協力できる生徒を育てる~

学級経営
朔先生
朔先生

朔です、卒業式シーズンですね。

卒業生

朔先生
朔先生

会いに来るな

これだけです・・・

卒業式を終え、一通り先生っぽい話をしたあとには、必ず

近くを通ったとしても顔を出す必要はありません、むしろ来なくて良いです

近況報告もいりません

と伝えています・・・

えええ?みたいな反応する子もいますけどね・・・

卒業後に、

教え子が顔を出してくれたら、確かに嬉しいには嬉しいです。

「懐かしいね!!!」ってなります。

でも、

「懐かしいね!!!」

「あっという間だね!!!」

くらいにしかならないわけでして

しかも、高校生だから来る時間帯、遅いんですよ。

僕の帰る時間遅くなるんで、来なくていいですね。

ってのは冗談ですが

中学校のことは忘れるくらい、高校生活楽しんでくれた方が良いんです。

だから

いつまでの俺の生徒だからな!!!

って先生にならないようにしています。

熱血で生徒思いなようで、逆に自分が終わりを受け入れてない気がします。

強いて言うなら

「卒業したのだから、勝手にしてくれ、自由に生きろ」

「成人式でまた会いましょう」

くらいのスタンスですかね。

在校生

「前のクラスの方が良かった。」

と言わせたくありません。

そんな寂しいことを言わせないような終わり方、つなげ方をしたいものです。

僕は別に全員から好かれてる、なんて思ってはいませんが

生徒たちが、自主的に活動できるように、支援・手立てを考えてきました。

結果で言えば

体育大会、合唱コンクール、どちらも優勝したし

休み時間になれば、それなりに人が集まって

たわいもない話から、真剣な話、悩み事も素直に話してくれる関係も築けたと思います。

もちろんクラスにはメチャメチャいっぱい課題・問題はあって

未解決なことも、不安要素も残ったままなのですが

それなりに良いクラスだったと思います。

ですから

新しい学年・学級に向き合えるような話をして、閉じるようにしています。

朔先生
朔先生

うまくいったことは、そのまま続けてください。反省点はしっかりと向き合い、改善に努めましょう。ほんの少し、ほんの少しでも、僕に恩を感じているなら、次のクラスを、今のクラス以上に良くするために動いてください。新しい仲間と新しい先生と協力して、今以上に良いクラスを作ってください。お願いします。

こんな話をして、クラスを閉じています。

囲い過ぎず、新しい先生と新しい仲間と協力できる生徒を育てたいと思っています。

「僕は、サボってボーっとしてたのがバレて首になりました。」

「来年も自分たちで頑張ってください。」

なんて最後にはボケておきます(笑)

この記事は朔先生が書きました
いつも眠そうにしている先生
朔先生

中学校の先生。妻と子供2人の4人家族。
仕事は早く切り上げて帰る人。週2・3回ボルダリングジムに通い、週末は岩場でロッククライミング。資産運用して平穏無事な生活。生徒から「人生2週目ですか?」とか「先生っぽくないですね」なんて誉め言葉をもらう程度には関係を築けているようです。

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